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更新日 2024/03/19 |
ここからは主として真空管使用のハム用短波受信機自作の参考に と思う情報です。 ・・・・・・・・・・ |
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スターSR-500受信機の解説記事 八重洲の技術部長 田山 彰さんが雑誌に発表されたもの。 選択度と安定度が肝心である事を力説してあります。 高安定度のプレート同調形発振回路の採用と比較的高い周波数の (1659Kc/s)中間周波増幅回路を使い実現しています。 全て真空管を使っていても実用になる回路技術を検討され シングルクリスタルのフィルターでも可変帯域を実現し BFOにも配慮した渾身の回路設計です。 これをなんとキット化された馬力には感嘆の声が。 残念ながら与えられた頁数が限られていて後半部分が 説明不足の感があります。 回路図はここに有ります。 |
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ハリクラフターズ社の短波受信機 SX-146 真空管を使った短波受信機の自作に参考になります。 開発された時代が違いますから一概には言えませんが 八重洲無線のSR-500の海外版みたいに見えます。 当時の最新の部品でハイフレのIFフィルターと プリミクサー方式の局発とで安定度が高く 高選択度を実現しています。 実際にはハイフレIFの単なる高1中2のスーパーです。 Mosley CM-1 Receiver ブロック図を追加しました。 |
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各種無線機(主に米国製)の膨大な資料集があります。 讀み通すには気力が要ります。 |
古いQST誌(1915/01〜1969/12)の記事が読めます。 これ以降についてはARRLへ直接依頼で との事です。 |
真空管機器製作用の代替え部品 代替え部品の幾つかを紹介します。 工夫すればなんとかなります。 画像はTS-520のダイアルメカに径が異なる二つの カップリングを直列に接続し特殊な直径の軸のバリコンを 駆動する構造の例です。 黒いのが国内品 真鍮のが個人輸入したもの。 現在では 対応可能な部品は入手が困難か無い状況。 そこで代替品を探す訳ですが一部の部品を除いて 何とかなります。 |
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単球コンバーター 中波のラジオでハムバンドを受信するために 使う単球コンバーター 我国では戦後 高一ラジオをスーパーに改造する方法が 業界で流行になった様です。 その為のアダプター類の製作記事がラジオ雑誌に 幾つか掲載されていました。 我が国はまだ並三とか並四とかせいぜい高一程度の ラジオを使用されていたらしいです。 左の画像の機器は古いQST誌に掲載されたもの。 1940年には米国では戦時中であってもこの種類の 部品類があった事は特筆されて当然です。 この記事の機器はスーパーの周波数変換部分だけで 出力周波数を455kHzなんかではなく上の方の1500kHz 辺りへ設定し実現するものです。 尚 コイルはプラグイン形式です。 クリコン形式の単球コンバーターで21MC帯を 中波ラジオで受信する装置の記事がありました。 もしくは21メガ帯をカバーしない通信型受信機に応用 |
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珍しい書籍 初版本、復刻版とか。 画像の二冊はラジオ技術誌の創刊号と第2号です。 多くの読者の希望があって復刻してもらったものです。 古い書籍の入手は専ら古書店からの通販です。 1942年 1月号のQST誌があります。 65周年記念号です。 二冊のアマハン 初版と1943年本ですが。 |
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古いQST誌に掲載されていた興味ある記事 FT-901が発売される数年前に既に ドイツ人のハムが開発していた。 FT-901系のローカル発振部がそっくりです。 VCO/XCO/VFO/PLLの組み合わせでローカル発振部を 構成する新しい方式のオリジナル版でしょう。 しかし この時点ではWIDTH CONTROL方式は無かったです。 PASS BAND TUNING 方式 QSTやCQ誌HJ誌に掲載された パスバンドチューニング方式。 異なる中心周波数のフィルターを二個縦列構成して それ等を少しずらして通過帯域幅を加減する方法。 実験では受信機を二台用意して確認しています。 帯域幅を連続的に変えられるフィルター回路 R-4B受信機へ応用した別の方式 |
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FT-901DM この機器の受信機能の原典は恐らくドイツ人のハムが開発 した構成の受信機ではないでしょうか? いわゆるStart-up Distortion を解消する。 その為のCWインターフェイス回路 キーヤー選択のスイッチが不良とわかり改造しました。 CWモードでもSSBフィルターを使う方法。 改めてブロックダイアグラムを。 |
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八重洲のFT-ONE トランシーバー 改造 本機はJO1LZX局の第一設備で第二設備はFT-901DM です。 画像は上蓋を開けた状態ですが100Wクラスの無線機としては 何処に電源があるのかわからない位です。 この事は後に特徴の一つとして明らかになります。 この機器は受信も送信もゼネラルカバーである事も特徴です。 大きな二つのメーターと右下にあるキーボードもでしょう。 勿論10Hzまで細かく周波数設定が出来るアナログダイアルも。 周波数の設定はPLL方式で受信送信ともアップコンバージョン。 尚 トグルスイッチ類は以外に華奢な構造です。 左端にあるメインの電源スイッチも です。 その事は電源回路を観察するとよく分かります。 この機器には当時としては独自の回路方式が採用されています。 幾つかの特徴のうちの最大の点と言える部分でしょう。 外観写真もご覧ください。 |
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A Novel Side-Band Selector System QST誌 1958年 5月号 P19に掲載されたものです。 FT-901やFT-101Zシリーズで採用された選択度可変回路 の原型によく似ています。 異なるのは低周波帯のバンドパスフィルターか高周波帯かを 使う部分でしょう。 記事では入力信号を17kc〜20kcに変換しバンドパスフィルターを 通過後再変換して元の信号と同じ周波数に戻す事により 入力信号の一部または全体を通過させる事によって近傍の 他の信号をパスバンド内又は外へ追い出すことが 出来るとしています。 FT-101ZとかFT-901ではこの機能をWIDTH CONTROLと 称し帯域を狭める方法としています。 |
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アンテナ切り替え構造について検討 切り替えではなく共用です。 画像はアンテナリレー部分を理想化した構造の回路。 ご覧の様に電力系のリレーは使わず受信機側に小型の 高速リレーを挿入し送信時はアースする構造にして 受信機初段を保護する簡単な構造です。 この場合極めて大事な事はリレーの開閉のタイミングです。 送信電波が発射中の開閉は絶対に避けなければ なりません、その為に十分に検討した駆動回路を 必要とします。 この機器を開発したハムは真空管の動作時間を考慮して C/Rの充放電をうまく使っています。 ゲインはありませんので勿論ロスもないです。 それが次の記事です。 A complete break-in unit for C.W. W2LYH氏が開発した真空管機器の送受転換構造。 当時としては画期的な方法です。 1960年1月号のQST誌に掲載されたもの。 |
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アンテナコイルが無い入力回路 R388やR-390A でHiZのアンテナを接続する回路方式 51J シリーズでは設計段階でアンテナコイルを設けない 回路を採用したそうです。 左の回路はR-388の該当する部分図です。 ご覧の様に左端にあるアンテナ端子からリレーとスイッチを 経由してコイルの上側へ直接接続されています。 即ち R-388ではアンテナ入力コイルがありません。 無いのではなく設計段階から設けていなかったと 幾つかの文献で記述してありました。 |
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過去に製作した事がある幾つかのエレキー WB4VVFのAccu Keyer/N9BQの新しい回路のキーヤーとか JA9TTT/1加藤さんのOne Chip EleKey等。 画像の物は個人輸入したもので消費電流が極めて少なく 電源スイッチは不要との事でした。 右上隅にあるLSIがエレキーチップです。 |
A complete break-in unit for C.W. W2LYH氏が開発した真空管機器の送受転換構造。 当時としては画期的な方法です。 1960年1月号のQST誌に掲載されたもの VFO周波数を低く設定し途中のバッファー段でキーイング。 キーイング電圧の波形を工夫してチャピルを防ぐ。 アンテナリレーを使わずに送受転換をやる。 オーディオ段のミュートとクリック音を取り除く構造。 トーンゼネとAC電源内蔵の完全なユニット構造。 残念ながらAVC(AGC)についての言及がないです。 |
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ブレークインに関する幾つかの文献 フルブレークイン機能について実機で確認しました。 左が八重洲のFT-ONEの場合で完璧です。 右のFT-101Z系ではどうでしょうか 問題あります。 |
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エレキー回路の歴史 Antenna Tunerの回路 送受共用アンテナをリレーで切り替える方法 Variable Frequency Antenna Variable Width Xtal Filterについての記事も |
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珍しく表紙が写真ではなく絵画である雑誌 左側のがQSTの去年の12月号 右のは無線と実験誌の 1951年 2月号 どちらの表紙も 無線室の様子を描いております。 QSTの方はコリンズの送受信機とハマーランドのSP-600シリーズ受信機そしてマイク ワットメーターそしてバグキー等が。 無線と実験誌の方はRME社のVHFコンバーター ナショナル社の受信機とバグキーが机上にあります。 上の棚にはゴッツイ送信機らしき筐体 S-38シリーズの機器と恐らく電力計 その上には地球儀 受信機の上にはスピーカーが取り付けてあり往時の典型的なハムの様子が分かります。 |
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